風景画について

風景がといえば、森や林、山、海、川などの風景を描いた絵画ですよね。風景画の場合には、風景全体を入れる場合が多く、その際に空も描かれることから空模様なんかも風景画のその時の臨場感を描き出すポイントとなるようです。風景画の歴史はと言えば、10世紀から11世紀ごろの中国ではすでに山水画という風景画が出現しているようですし、ヨーロッパでも15世紀の初頭には風景画というジャンルが確立されていたそうです。
かなり昔から、人間はキレイな風景を描きたいと、描いて残していきたいと思っていたようですね。ただし、15世紀初頭の風景画は、風景だけではなくて、人が何かをしている舞台として登場していたそうです。オランダでは、17世紀に豊かな市民の部屋を飾る絵として風景画が確立したそう。
ただ、ヨーロッパの風景画は部屋の中で、宗教的だったり、歴史的な舞台の風景を想像して描いていたようで、19世紀には実際に外に出てスケッチしながら描く考え方が産まれたそうです。私たちが学校で学ぶ風景画も、どちらかといえば学校の美術の時間に部屋を抜け出して、思い思いの風景を選んでスケッチし、色をのせていっていたような気がしますから、馴染み深い画法を用いた風景画といえば19世紀以降の風景画かもしれませんね。
ちなみに日本でも19世紀前半に葛飾北斎が描いている風景画、今でも有名ですよね。この葛飾北斎は、後にヨーロッパの美術界に影響を与えて、印象派と呼ばれる画法を用いる画家たちの先駆けとなったようです。
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